第９４９回・木＜インフォこむぞう＞

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＜約束通り、眠☆眠☆ミントさんの解答、全文放出です！！＞

問題：こむぞうは、何とコラボし、何を作るのか？

答え：

大人気ポッドキャスト番組・こむぞうの1000回記念にあやかりたいと、
民間放送は、2011年のアナログ放送終了に際し、
こむぞうとのコラボが実現させ、新たなテレビチャンネルとして
１４ｃｈ　テレビこむぞう　を開局させる。
斬新なアイディアと、適度にゆるい3人のトークが大好評となり、
テレビこむぞうの視聴率は、他局の追随を許さないほど人気になりつつあった。
中でも、特に人気の番組があった。
『それゆけ！山本マン』である。
しかし、視聴率が上がっても、山本マンはヒーローとして落ちつつあった。

先週に引き続き、山本マンは、小宮山雄飛がマフィアに銃口を突きつけられても、
何もできない臆病者のままでいた。

一方、小宮山雄飛は、カイジ調で必死に考えていた。
『ライブが成功すると思ったほんのちょっとの余裕！それゆえに生まれる慢心！
　それがこの瞬間！生死の境をさまよう結果になろうとは！！！
　自分の無力さ！それを悟った今！
　生きるか、死ぬべきかの判断！この選択の重さに、ようやく気づいたこの愚かさ！』
小宮山雄飛は、イタコンで自分が呼び出される日のことを想像し、不安になっていた。
ふとマフィアを見ると、彼は汗をかいていた。
その汗に、小宮山は何か違和感を感じていた。

その男、マフィアの下っ端、マフィーは困っていた。
『やばい・・・サングラスしてたからこの男がターゲットだと思ってたけど、なんか人違いみたい・・・』
人違い。なるほど、マフィーが汗をかくのも当然である。
マフィーは、元々大人しい性格で、一刻も早く逃げ出したい気持ちでいた。

「きゃー！！！」

そのとき、会場から女性の悲鳴が聞こえた。
山本マンがその声の方向を見ると、なんと山本さんだった。
山本さんは、すぐ後ろにいた男を睨んでいた。
なんと、こんなときに、痴漢被害にあったのだ。
しかし、山本マンはそれをチャンスだと思った。
その痴漢男を山本さんの目の前でやっつければ・・・。
山本マンは走った。
急いで、そこに駆けつけると、目の前の光景に唖然とした。
山本さんが、その痴漢男をボコボコにしている。
痴漢男は、血を流し、白目を向け、すでに意識はなかった。
「やめるんだ、彼が死んでしまう！！！」
山本マンは山本さんを止めた。
「この男を殺して、私も死んでやるぅぅううう！！！」
相変わらず、山本さんの言動はめちゃくちゃであった。
しかし、山本マンは、このとき思った。
『あぁ、やっぱり僕はこの人の、この唯一無二の性格が大好きなんだ・・・！！！』

その瞬間、長い間沈黙していたヒーロー、山本マンは復活した！！！

次回、それゆけ！山本マン
最終回『それゆけ！僕らのヒーロー、山本マン』
正義は必ず、勝つんだよ。

ＢＹ　眠☆眠☆ミント
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　＜９４９回＞